♪音楽散歩道。。。
出会った音楽、気になった音楽の日記のようなもの思いついた時に書いているので、時代錯誤します。主観が多いので間違った情報もあると思うので情報収集にはならないでしょう。お見逃しを〜〜〜 〜♪試聴・YouTube動画などでなるべく曲が聴けるようにしていきます。♪〜
素材は『Christmas tree Gallery』さん
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浜辺の歌
ホームページの中のどこかのコメントにも書いたのですが、”浜辺の歌”には、亡くなった祖母との思い出が・・・
なので、おばあちゃんのイメージが強いのですが、この歌自体にももちろん魅力がたっぷりあります。
1、
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる。
風の音よ、雲のさまよ、
寄する波も貝の色も。
2、
ゆうべ浜辺を もとおれば、
昔の人ぞ、忍ばるる。
寄する波よ、返す波よ、
月の色も、星の影も。
3、
はやちたちまち 波を吹き
赤裳(あかも)のすそぞ ぬれもせじ
やみし我は すべていえて
浜辺の真砂(まさご)まなごいまは
↑実は3番まであります
この詩、どうでしょう〜。なんて壮大で、ロマンがあって、情緒があるのでしょう。ちなみに、”あした”→”朝”、”ゆうべ”→”夕”と解釈します。昔の人って、今よりもはるかに多く、自然と密に接していたのでしょうね。私にしてみれば、自然を感じて生活した感覚というのは、圧倒的に子供の頃のほうが多いわけなんですが、自然と人間との関係を感じ取りたい時は、この様な唱歌、童謡などが一番です。”忍ばるる”という古語の響きも現代の言葉では表しきれない情緒を感じます。
作曲家:成田為三、作詞:林古渓、の代表的な作品です。発表されたのは大正で、昭和に入ってから全国に広まったそうです。秋田県に”浜辺のうた記念館”があり、作曲家:成田為三氏の歴史などをたどることができます。作詞家、作曲者の想い、などを理解していった上でこの曲を感じる、というのももちろんなのですが、このような唱歌(?芸術性が高くて歌曲とも言うべきか)には、受け手としての歌う側や聴く側にそれぞれの物語をのせられるやさしさ溢れる寛大さを感じられます。送り手としての歌う側、演奏する側も、自分の想いを聴いて!というより、どうぞそれぞれの物語に浸ってください、私はその少しのお手伝いとして音楽を奏でますよ、という、音楽を提供する側としてとっても良い状態の心境にさせてくれます。(私は、ですけどね。)
私の中の「浜辺の歌」は前にも書いた様に、おばあちゃんとの思い出があるのですが、実のところ、2人のおばあちゃんに対してそれぞれの想いがあるのです。
もう一人のおばあちゃんは現在90歳代(何歳だ?ごめんなさい)で、老人施設で暮らしています。施設に入る前までは千葉県の九十九里の海のすぐ近くに住んでいました。家にいても潮の香り、波の音が聞こえてきます。とてもしっかりした気の強いおばあちゃんでしたが(よく怒られた・・)、ずっとここに住んでいて、春の海も夏の海も秋の海も冬の海も、休日の賑やかな海も、平日ののんびりした海も、荒天の荒れ狂う自然の怖さを感じる海も、また、朝の海、夕ぐれの海・・・いろんな海を生活の中で感じていきてきたんですよね。おばあちゃんのそんな”女の人生(?)”をこの曲を聴いて感じ取ったりします。おばあちゃん、今では会いに行くと手をたたいて大喜びしてくれ、やさしい笑顔を向けてくれます。ずっと施設にいる状態で、年に何回かの外出許可が出る時に「どこに行きたい?」と聞くと「海に行きたい」と答えます。今度、おばあちゃんと一緒に”浜辺の歌”歌おうと思います。
みなさんはどんな思い出があるのでしょうね。
↓TSUTAYAにて試聴できます。
ザ・クラシック1000 (70)浜辺の歌〜日本のメロディ(インストゥルメンタル) ←インストゥルメンタル
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